英メディア 「イスラム国」自爆テロに遭遇
過激派組織「イスラム国」のイラクでの最大拠点・モスル。政府軍による奪還作戦が続く中、「イスラム国」の自爆テロにイギリスメディアが遭遇した。
「イスラム国」系の通信社が15日に公開した映像では、無人の道路を1台のブルドーザーが他の車を押しのけ、進んでいく様子が映っている。そして、ブルドーザーが車両が多く集まる場所へやって来ると、危険を察知したのか、その場から逃げる人の姿も。次の瞬間、大きな爆発音とともに自爆した。
「イスラム国」側は、「イラク軍は軍用車両17台を失った」と成果を強調した。一方、イギリスのスカイニュースは付近で取材していた記者やカメラマンが現場に居合わせたと伝えた。
取材クルーは近くで起きた銃撃戦を避けて、たまたま車の中に身を潜めていたため、危うく難を逃れたという。モスルでは、イラク軍が奪還作戦を進めているが、「イスラム国」も徹底抗戦を続けている。