×

米長官 対北政策“軍事行動含む全選択肢”

2017年3月17日 21:11

 韓国を訪れているアメリカのティラーソン国務長官は、今後の対北朝鮮政策について「軍事行動も含めてすべての選択肢がある」と警告した。

 アメリカ・ティラーソン国務長官「北朝鮮の軍事開発による危機が高まり我々が必要だと判断した場合は、軍事行動を含めすべての選択肢がテーブルの上にある」

 韓国を訪問中のティラーソン長官は、挑発を繰り返す北朝鮮への対応について「すべての選択肢がある」とするトランプ政権の方針を繰り返した上で、核やミサイルの開発が進めば、軍事行動も選択肢に入ると警告した。ティラーソン長官は「戦略的忍耐」と呼ばれるこれまでの対北朝鮮の外交方針は、終わったとも明言した。

 「戦略的忍耐」とは、北朝鮮が非核化に向けた行動をとらない限り、アメリカは対話に応じないとして北朝鮮の変化を待つオバマ前政権の外交方針で、結果的に、北朝鮮の核・ミサイル開発を許したとも批判されている。

 ティラーソン長官は、また、韓国に配備されるアメリカの迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備を進めることを確認。配備に反発する中国による韓国への経済的な報復措置をやめるよう求めた。

 ティラーソン長官は18日、北京を訪問する予定で、中国側には、こうしたトランプ政権の北朝鮮政策について説明するものとみられる。