米ニューヨークで「AIアート」オークション…作品に対し「著作権侵害」などの声も

「CHRISTIE'S」HPより
アメリカ・ニューヨークで、人工知能が描いた「AIアート」のオークションが行われました。作品に対しては、「著作権侵害だ」などとする声も上がっています。
ニューヨークにある大手オークションハウス「クリスティーズ」は、世界初とされる「AIアート」に特化したオークションを開催しました。
「AIアート」とは、人工知能に絵画や彫刻などの様々な芸術作品を学習させて制作された作品のことで、34作品が出品されました。
最も高額なものは、「機械による幻覚」というテーマの作品で、日本円でおよそ4100万円で落札されました。
一方、「作品の多くは著作権があり、人間のアーティストからの搾取だ」などとして、アーティストらがオークション中止を求める6400人以上の署名を提出していました。
最終更新日:2025年3月6日 9:53