メキシコ巨大地震 61人死亡250人ケガ
メキシコ南部の沖合で7日に起きたマグニチュード8.2の巨大地震では、これまでに61人が死亡、約250人がケガをした。建物1万5000棟以上が全壊または損壊するなど、深刻な被害が出ている。
今回の地震では、南部オアハカ州の街フチタンなどで特に被害が大きかったほか、一部では最大で1メートル75センチの津波を観測した。
震源近くのホテル従業員「すべての物が揺れて上から落ちてくるかと思った。10時間ほど電気も電話もつながらず、水はいまも出ない」
メキシコ政府によると、これまでに61人が死亡、約250人がケガをしたという。日本人が被害にあったという情報はこれまでに入っていない。
現地メディアによると、建物1万5000棟以上が全壊または損壊したということで、当局が、がれきに閉じ込められた人の救出を急いでいる。また、これまでに540回以上の余震が発生しており、多くの住民が避難を余儀なくされている。