バリ島の火山、噴火可能性高まる 避難者も
インドネシア当局は22日、バリ島にある火山が噴火する可能性が高まったとして警戒レベルを最高レベルに引き上げた。
警戒レベルが最高に引き上げられたのは、バリ島にある火山のアグン山。当局は噴火口の半径9キロメートルの範囲でのキャンプや通行を避けるよう住民や観光客に警告しており、ロイター通信によると、これまでに1万人近くが避難したという。
今のところ、バリ島へ発着する飛行機などには大きな影響は出ていないという。
アグン山は、1963年から64年にかけても大規模な噴火が発生し、1000人以上が死亡している。