世界記憶遺産に上野三碑など日本関連2件
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歴史的に貴重な古文書などを保護する目的でユネスコ(=国連教育科学文化機関)が選定する「世界記憶遺産」に日本が関連する2件の登録が決まった。
今回、日本政府が推薦して「世界記憶遺産」への登録が決まったのは、群馬県にある石碑『上野三碑』。『上野三碑』は、7世紀から8世紀に建てられた日本最古の石碑群で、朝鮮半島からの渡来人が伝えた技術で作られ、仏教の広がりや東アジアの文化交流を示す資料とされている。
このほか、日本と韓国の民間団体が共同で申請した『朝鮮通信使に関する記録』の登録も決まった。