「武装組織に武器や資金提供」イランを非難
中東でサウジアラビアとイランの対立が深まる中、19日、アラブ諸国の緊急外相会合が行われ、「武装グループに武器などを提供している」などとイランを非難した。一方、イランは強く反発している。
今回の緊急会合は、イランと対立するサウジアラビアの要請で行われたもの。対立の背景には、イランが後ろ盾となっているイエメンの武装組織がサウジアラビアの首都に向けてミサイルを発射したことなどがあり、これを念頭にアラブ諸国の外相らは「イランは武装グループに武器や資金を提供している」と主張した。
一方、イラン側は「ウソだらけの内容だ」などと強く反発。サウジアラビアとイランの対立はさらに深まっている。