「エルサレムはイスラエルの首都」表明へ
帰属をめぐり争いのある中東のエルサレムについて、アメリカのトランプ大統領が来週、「イスラエルの首都だ」と表明する見通しだと複数のメディアが報じた。
エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地で、イスラエルが自国の首都と主張しているものの国際社会は認めず、パレスチナと帰属を争っている。
こうした中、ロイター通信などは、トランプ大統領が来週6日に演説で「エルサレムはイスラエルの首都だ」と表明する見通しだと報じた。一方で、選挙公約であるテルアビブにある大使館のエルサレムへの移転は先送りするとみられるという。
落としどころを探った苦肉の策と言えそうだが、パレスチナ側の反発は必至。