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露法務省 米9メディアを“スパイ”指定

2017年12月6日 3:13

 ロシア法務省は5日、アメリカの9つのメディアについて、「スパイ」という意味合いを持つ「外国の代理人」に登録したと発表した。今後、ロシアでの取材が規制される可能性も報じられている。

 ロシア政府は、外国から資金提供を受けて活動しているNGO(=非政府組織)を「外国の代理人」として登録し、活動内容や資金について当局に報告する義務を課すなど厳しく監視している。

 先月、この対象を外国メディアにも拡大することを決定。5日、法務省は「ボイス・オブ・アメリカ」などアメリカの9つのメディアを「外国の代理人」に指定したと発表した。

 ロシアメディアによると、指定されたメディアは今後、議会への立ち入りが規制される可能性がある。

 ロシアは今回の指定について、アメリカでロシアの政府系メディア「RT」が同様の待遇を受けていることへの対抗措置だと主張している。

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