北朝鮮・李元外相の“粛清”原因は米朝首脳会談前後の“不手際”か 金正恩氏が記者から声かけられ激怒? “敵”の米側に助け求めたと…
北朝鮮の元外交官で、韓国の与党議員の太永浩氏は、北朝鮮の李容浩元外相が粛清されたのは米朝首脳会談前後の不手際が原因との情報があると明らかにしました。
太永浩氏は、粛清されたと韓国の情報機関が分析している北朝鮮の李容浩元外相について、朝鮮労働党の調査内容が独自の情報源から判明したと明らかにしました。
太氏によりますと、2018年、シンガポールでの米朝首脳会談の際に記者から直接声をかけられたことに金正恩総書記が激怒。翌年のベトナムでの会談でも集まってきた外国メディアを排除できず、当時外相だった李氏は“敵”とされるアメリカ側に助けを求めたということです。
この行為を含めた会談前後の不手際が粛清につながったとの情報があるとしています。
ただ、李氏が処刑されたのか解任にとどまったのかは確認できていないとしています。