日米共同開発の新迎撃ミサイル、実験失敗か
北朝鮮が弾道ミサイルの開発を続ける中、アメリカ軍は31日、日米共同で開発を行っている新しい迎撃ミサイルの発射実験を行った。CNNによると、標的を撃ち落とすことに失敗したという。
日本とアメリカは中距離弾道ミサイルの迎撃を想定した新しいミサイル「SM3ブロック2A」を共同で開発している。
アメリカのミサイル防衛局によると、ハワイ州で31日、この新しい迎撃ミサイルを地上から発射する実験を行ったという。実験の詳細は公表されていないが、CNNは複数の当局者の話として、標的を撃ち落とすことに失敗、北朝鮮問題への影響などを理由に結果を公表しないことにしたと伝えている。
去年6月にはミサイル駆逐艦から発射する実験が行われたが、この時も失敗している。