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“中国版ウルトラマン”を円谷プロが訴える

2018年3月15日 20:36

中国で去年公開された「ウルトラマン」の映画が訴訟騒ぎとなっている。

去年10月、「中国版ウルトラマン」として公開された映画。筋肉質のウルトラマンが登場し、CG技術が評価される一方、中国のウルトラマンファンから「イメージが壊れる」との声が相次ぐなど、賛否両論が巻き起こった。

この映画をめぐり、ウルトラマンシリーズを製作する日本の円谷プロダクションは、映画が許可無く製作・公開され、著作権を侵害されたとして、中国の映画製作会社を相手取り上海の裁判所に訴えを起こした。円谷プロダクションは「法的措置により権利侵害行為と戦っていく」とコメントしている。

一方、訴えられた中国の会社はこれまで、「日本以外での独占使用権を得ている」と主張。全面的に争う姿勢を示している。