人道危機深刻化のガザ地区…米が安保理に即時停戦を求め決議案提出 今夜採決へ
パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘の休止と人質をめぐる交渉が続く中、アメリカは国連の安全保障理事会に即時停戦を求める決議案を提出したことがわかりました。
ガザ地区で人道危機が深刻化する中、交渉仲介国のカタールにはイスラエルの情報機関モサドの長官が入り、アメリカ中央情報局(CIA)の長官らと戦闘休止などをめぐる協議を行います。
こうした中、アメリカは国連の安全保障理事会に即時停戦決議案を提出し、日本時間22日夜の採決を求めていることがわかりました。停戦期間は6週間だということです。
これまで停戦案は、アメリカの拒否権で否決されてきました。今回、アメリカが停戦案を提出した背景には、イスラエルにラファ侵攻を思いとどまらせるため圧力をかける狙いもあるとみられます。