“ウクライナ侵攻” 露国民から称賛の声 プーチン大統領の狙いは?
ロシアのプーチン大統領が、テレビ演説で、ウクライナ東部への軍事作戦を実施すると発表してからおよそ12時間がたとうとしています。
プーチン大統領はテレビ演説で「ロシアにとっての脅威から国とロシア国民を守る」と述べていますが、軍事行動によりその目的が達成できたと成果をアピールできるまでは攻撃を続けるとみられます。
この日の攻撃はウクライナ軍の多くの関連施設を相次ぎ破壊することで、ウクライナ側の軍備を一気に無力化するもので、目的はウクライナの武装解除だと言えます。
ロシアの国民は今回の軍事侵攻をどう見ているのか? 街で市民に話を聞くと、軍事行動を称賛する声が多く聞かれました。
この先、欧米からの厳しい経済制裁があると見られ、プーチン大統領としては国民に理解を得なければなりません。
また、プーチン大統領がロシア国民を守るための行動だと繰り返し強調しているのも経済制裁を前に国民に理解を求める狙いが見えます。