モスクワ市内は落ち着くも…テロ警戒か 市民「この戦争は、もっと前から始まるべきだった」
ロシアによるウクライナ侵攻は、空港や軍事施設を標的とした攻撃も行われ、死者も出ているということです。
プーチン大統領は今回の軍事行動のすべての指揮を執っているとみられます。攻撃を始めるのと同時に声明を発表し、これはあくまでロシアの防衛のための軍事行動だと主張しています。
現在のモスクワ市内の状況ですが、比較的落ち着いています。ただ、当局は今回の軍事侵攻に対抗するテロなどを警戒しているとみられ、人が多く集まるような場所に警備員の数を増やしています。
また、軍事侵攻の影響で、ルーブルが前日と比較して6.5%下落しています。
今回の軍事侵攻についてモスクワ市民の反応です。
モスクワ市民「プーチン大統領は、軍事侵攻は遅かったと思う。この戦争は、もっと前から始まるべきだった。ようやくプーチン大統領は歴史に残ると思う。ようやく決断したことを喜んでいる」
またプーチン大統領は当然、今後想定される欧米からの制裁についても織り込み済みで、あくまで、ロシア、ロシア国民を守るためにはやむを得ないという理由で、今後、制裁による市民生活の影響について国民に理解を求めるものとみられます。