自爆テロ非難の指導者狙いテロ 14人死亡
アフガニスタンで4日、自爆テロを非難していたイスラム教の指導者を狙ったテロ事件があり、14人が死亡した。
ロイター通信などによるとアフガニスタンの首都・カブールで4日、宗教団体の施設近くでバイクに乗った男が爆発物を爆破させた。施設ではイスラム教の指導者たちによる大規模な集会が行われていて、この爆発で指導者らを含む14人が死亡した。
事件のあった直前、指導者たちは過激派が行う自爆テロはイスラム教の教えに背くとの声明を出し、アフガニスタンでの戦闘の終結と平和についての話し合いを行っていたという。目撃者は「聖職者たちが施設から出てきたところで自爆テロが起きた」と話しているが、今のところ犯行声明などは出されていない。
アフガニスタンでは、ここ数か月、モスクや政府施設などを狙ったテロが相次いでいる。