アフガニスタンで自爆テロ 26人死亡
内戦が続くアフガニスタン東部で16日、自爆テロがあり、少なくとも26人が死亡した。
アフガニスタンでは反政府勢力「タリバン」と政府との間で、初の一時停戦が成立したばかりで、テロは停戦を祝う行事の最中に起きた。
アフガニスタンでは、イスラム教の断食月・ラマダンが明けた15日から、反政府勢力「タリバン」と政府の間で3日間の停戦に入った。
アフガニスタン当局によると16日、東部ナンガルハル州で、政府側の治安当局とタリバンが集まり一時停戦を祝っていたところ、自動車が爆発。タリバンの戦闘員や市民など少なくとも26人が死亡した。
タリバンが停戦に応じたのは、2001年にアメリカ軍主導の攻撃で政権を失って以来初めてで、国内では和平に向けた期待が高まっていた。
今回の攻撃について、政府との戦闘が続いている過激派組織「イスラム国」系の通信社が、戦闘員による犯行だと伝えている。