「ジャパン・ハウス」英ロンドンにオープン
日本政府が海外への情報発信の拠点と位置づける「ジャパン・ハウス」が21日、イギリス・ロンドンにオープンした。
親日派の外国人を増やすための拠点ということで、店内には大きな盆栽や、工芸品のように日本をイメージしやすいものが数多く置かれている。
「ジャパン・ハウス」は、すでにブラジルのサンパウロ、アメリカのロサンゼルスでオープンしており、ロンドンが3か所目となる。
もともとは、領土をめぐる対立や歴史認識問題を念頭に、日本の立場を世界に訴えるための拠点として計画されたが、実際には日本のモノづくりや文化を強調した展示内容となっている。
オープンに約22億円、運営に年間約10億円かかるということで、費用に見合う効果的な情報発信ができるのかが問われる。