×

OPCW「東グータ地区で塩素ガスの成分」

2018年7月7日 10:48

シリアの東グータ地区で化学兵器が使われた疑いについて調べていたOPCW(=化学兵器禁止機関)は6日、塩素ガスの成分が検出されたと明らかにした。

OPCWによると、調査団が現地で採取したサンプルを分析した結果、サリンなどの神経ガスは検出されなかったものの、2つの地点のサンプルから、化学兵器である塩素ガスの成分が見つかったという。OPCWは、今回は中間報告であり、今後さらに詳しい分析を進めるとしている。

アメリカ、イギリス、フランスは今年4月、アサド政権が東グータ地区で化学兵器を使用したと断定して軍事攻撃に踏み切っており、その後、OPCWが現地入りして調査を行っていた。