アメリカの北朝鮮研究機関は６日、北朝鮮・寧辺にある核施設で冷却システムの改修工事が終わったとの分析を公表した。原子炉が稼働を始めたかはわからないとしている。

アメリカの研究機関「３８ノース」は６日、先月３０日に撮影された寧辺の核施設の衛星写真を公開した。

黒鉛減速炉については、冷却システムの改修工事が終わったと分析。ポンプ室からの排水が確認できるものの、原子炉が稼働を始めたのかはわからないとしている。

また、実験用軽水炉については、冷却システムの実験が続いているものの、先月１４日時点で原子炉自体はまだ稼働していないという。実験は「原子炉を稼働させる際の標準的な手順のようだ」と指摘している。