ロシア国防省は6日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝クラホベを制圧したと発表しました。一方、ウクライナ側もロシア西部で反撃を続けていて、双方の攻防は、ますます激しさを増しています。

ロシア国防省は6日、ウクライナの重要な軍事拠点であるウクライナ東部ドネツク州のクラホベを制圧したと発表しました。クラホベの制圧により、ウクライナ軍は物資補給などが困難になり、親ロシア派の中心都市であるドネツク方面での戦闘が難しくなったとして、戦果を強調しています。

一方、ロイター通信は、ウクライナ側が5日にロシア西部のクルスク州で新たな攻撃を始めたと報じました。

ただ、クルスク州にはロシア軍を支援する北朝鮮兵士、およそ1万1000人が配備されているとも伝えていて、7日の東方正教のクリスマスを前に、双方の激しい攻防が続いています。