韓国でBMW10万台超リコール
韓国で走行中のBMWから出火する事故が相次ぎ、販売会社は排ガスを取り込む装置に欠陥があるとして、10万台以上を対象にリコールを届け出た。
韓国では、走行中のBMWの車から出火する事故が今年だけで25件発生し、車両の欠陥を指摘する声が広がっていた。
こうした中、韓国でBMWを販売する会社は25日、42車種、10万6000台あまりを対象にリコールを行う計画を韓国の国土交通省に届け出た。
排ガスの一部を再びエンジンに取り込む装置に欠陥があり、高温の排ガスが冷却されず、エンジンカバーなどから出火する恐れがあるとしている。
BMW側は、27日から緊急の安全点検を始めるとしていて、「最後まで責任を持って対応する」とコメントしている。