いよいよ日本時間26日深夜に迫った、パリオリンピックの開会式。史上初めてスタジアムの外で開催されるため、パリ市内は厳重な警備となっています。

パリオリンピックでは、開会式がスタジアムの外で行われるなど、警備が広範囲に及ぶため、期間中、警察や憲兵、民間警備員など、およそ8万人が動員されています。

軍隊も招集される一方、パリには軍事施設がないため、公園を利用して、巨大な仮設キャンプがつくられました。兵士4500人の拠点となり、市街地や競技会場周辺のパトロールなどを行います。

開会式は、日本時間27日午前2時半から始まり、セーヌ川を使って、6キロにわたる水上パレードを実施。およそ120人の国家元首や政府首脳らが出席する予定で、30万人の観衆が訪れると見込まれています。

パリオリンピックは206の国と地域の1万500人の選手が32競技329種目で競いあいます。