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プーチン大統領“クリミア橋爆発の報復”認める ウクライナへのミサイル攻撃

2022年10月11日 5:10

ウクライナで10日、首都キーウを含む複数の都市に対し、ミサイル攻撃がありました。ロシアのプーチン大統領は、クリミア橋で起きた爆発に対する報復であることを認めました。

ウクライナでは10日、首都キーウの中心部のほか西部のリビウなどにあわせて80発以上のミサイル攻撃がありました。ウクライナ非常事態庁によりますと、今回の攻撃でこれまでに14人が死亡し、97人がケガをしたということです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「狙いはエネルギー施設と国民だ」と、攻撃を非難しました。

一方、ロシアのプーチン大統領はクリミア橋の爆発を「テロ」だとした上で、ミサイル攻撃はその報復であると明言しました。また、さらなる攻撃を示唆してウクライナをけん制しました。

プーチン大統領「我々の領土に対するテロ攻撃を遂行しようとする試みが継続する場合、その脅威のレベルに匹敵する規模で厳しく報復する」

ロシア側は海上からのミサイル発射映像を公開するなどして、攻撃の成果を強調しています。