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台湾の慰安婦像 日本側“適切な対応”要請

2018年8月17日 23:01

今月、台湾に慰安婦像が設置されたことを受け、事実上主導した台湾の野党・国民党に、日本側が像の撤去など「適切な対応」を求めていたことが分かった。

台湾南部の都市・台南市では、今月14日、台湾で初めてとなる、従軍慰安婦問題を象徴する少女の像が設置され、除幕式には、最大野党・国民党の馬英九前総統が出席した。

像を設置したのは、今年4月に国民党の支援を受けて設立された団体で、像は国民党が主導して設置したとみられている。

日本の大使館に相当する日本台湾交流協会は、16日までに、国民党の呉敦義主席らに、直接、日本側の立場を伝え、像の撤去を含め「適切な対応」を求めたという。

国民党側は、日台関係を重視しているとする一方で、「台湾の慰安婦らに日本政府が謝罪と補償をするべき」などと、これまでの主張を繰り返している。

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