露疑惑対応のホワイトハウス法律顧問退任へ
アメリカ・ホワイトハウスでロシア疑惑の対応などにあたっていた法律顧問がこの秋に退任することが分かった。法律顧問は疑惑対応などに追われ不満を募らせていたという。
トランプ大統領は29日、ツイッターでホワイトハウスのマクガーン法律顧問が秋に退任すると発表した。アメリカ・メディアによると、マクガーン氏はこれまでロシア疑惑による政権の混乱を押さえようと奔走する一方、不満を募らせていたという。
マクガーン氏はトランプ大統領が去年6月に特別検察官の解任を命じたところ、これに辞意を示して強く反対。トランプ大統領を翻意させたと伝えられている。
その一方、トランプ大統領はマクガーン氏が特別捜査官の捜査に「自主的に協力」していたと報じられたことを受け、不満を強めていたという。マクガーン氏の退任により、トランプ大統領が疑惑捜査への圧力を強める可能性もありそうだ。