名物記者執筆 トランプ政権の暴露本に関心
アメリカで来週、トランプ政権の新たな暴露本が発売される予定で、関心が高まっている。
この暴露本は、かつてウォーターゲート事件の調査報道を担当した「ワシントンポスト」の名物記者、ボブ・ウッドワード氏が執筆したもの。現地メディアによると、本の中では、多くの閣僚や政府高官が、裏では大統領の能力に疑問を呈する発言をしていたと明かされている。
例えば、マティス国防長官は大統領に対北朝鮮の戦略を何度説明しても、その理解度が「5年生か6年生の子どもレベルだった」と述べていたという。また、ケリー首席補佐官は大統領を「ばか者」と述べ、「彼に何かを理解させようとするのは無意味」と罵っていたと暴露している。
さらに、政権高官らは「アメリカを守るため」に大統領が危険な決断をしないよう、机から書類を盗んだり隠したりしたことが何度もあったという。ホワイトハウスは早くも「全て作り話だ」と反発している。