サウジアラビアのムハンマド皇太子は２４日、トルコでサウジ人記者が死亡した事件について、「非常に痛ましい犯罪だ」と述べたものの自身の事件への関与については言及しなかった。

この事件をめぐっては、サウジのムハンマド皇太子が事件に関与したかどうかが焦点となっている。ロイター通信によるとムハンマド皇太子は２４日、自らがホストをつとめる未来投資家会議で演説した際に事件について初めて言及し、「この犯罪は非常に痛ましく、正当化できるものではない」と述べた。

その上で、「最後には正義が勝つ」「関わった者には罰を与える」と述べた。さらに事件解明のためにトルコ政府に全面的に協力していると強調した。

一方、自身の事件への関与については言及しなかった。