トランプ氏批判「キャラバン」北上続ける
トランプ大統領が、アメリカへの「侵略だ」と批判している、中米出身者の集団、「キャラバン」は、2日もメキシコ南部を移動している。現地にNNNの記者が入り、北上を続ける移民の様子を取材した。
キャラバンは、先月中旬、中米のホンジュラスを出発した移民の集団で、アメリカへの移住を希望し、北上を続けている。
2日は、メキシコ南部、オアハカ州を通過していて、地元警察によると、その数は約4000人にのぼる。現場には、混乱が生じないよう、政府の指示を受けた連邦警察も派遣されている。
移民の男性「ホンジュラスは恐喝などの犯罪が多いし、仕事がない」
移民の女性「(アメリカは)すべての人の夢。子供にホンジュラスより良い教育受けさせられる」
キャラバンは、アメリカを目指し、さらに複数の集団が中米で発生している。こうした動きに対し、トランプ大統領は、アメリカへの「侵略だ」と批判。警備を強化するため国境に米兵を派遣している。