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北“核と経済の並進路線”復活 米国けん制

2018年11月3日 9:48

2回目の米朝首脳会談に向けた交渉が続く中、北朝鮮は、アメリカが非核化の完了まで制裁解除を行わないと主張していることを非難し、このままでは核と経済の「並進路線」が復活するとアメリカをけん制した。

これは、北朝鮮外務省アメリカ研究所が、所長の論評を国営メディアを通じて伝えたもので、「北朝鮮が主導的、先行的な措置を行い、米朝首脳会談が行われたのに、アメリカは依然として制裁と圧力だと言い続けている」とアメリカを非難した。

更に「相応の対応がない限り、どんなことがあっても北朝鮮はこれ以上は動かない」と主張した上で、アメリカが態度を変えなければ経済開発に加え、核開発も同時に進める「並進路線」が復活する可能性があると警告した。

2回目の米朝首脳会談に向けた、ポンペオ国務長官と北朝鮮側との高官協議が来週にせまる中、アメリカをけん制する狙いがあるとみられる。