キラウエア火山 噴火活動35年ぶり収束か
アメリカの地質調査所は6日、ハワイ島のキラウエア火山の噴火活動が35年ぶりに収束したとの見方を示した。
アメリカ地質調査所は、5月から夏にかけて爆発的噴火を繰り返したハワイ島のキラウエア火山について、9月4日から3か月間、溶岩流が観測されていないと発表した。
これを受け、NNNの取材に応じた地質調査所の担当者は6日、「噴火活動が収束したとみられる」と話した。
キラウエア火山は、1983年1月から断続的に噴火を繰り返してきたが、正式に収束が確認されれば35年ぶりの活動休止となる。ただ、可能性は低いものの、別の場所で新たな噴火が起こる可能性は否定できないとしている。
キラウエア火山は、溶岩が流れる様子を間近で見られることから、観光客らの人気を集めていた。