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中国・北京の大使館で日本語作文コンクール

2018年12月13日 1:51

中国・北京の日本大使館で12日、中国人を対象にした日本語作文コンクールの表彰式が行われ、バリアフリー化が進む日本社会への思いをつづった作品が最優秀賞に選ばれた。

主催した団体によると、今回の作文コンクールには、中国全土から4200あまりの作品が寄せられたという。

最優秀賞に選ばれた上海の大学生は、作品の中で、日本のバリアフリー化が進んでいると紹介した上で、「車いす生活を送る祖母を東京オリンピックに連れて行く」との目標をつづった。

最優秀賞・黄安琪さん「日本社会の平等や愛を感じた。これからも日中友好の懸け橋として活躍できるよう頑張る」

中国は、日本語を学ぶ人数が世界で最も多い国だが、英語志向の高まりなどを理由に2015年度の調査で初めて減少に転じていて、今後の普及活動が課題となっている。