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加藤遊海さん、最終選考に残らず

2018年12月17日 13:00

世界規模のミス・コンテストの一つ、「ミス・ユニバース」の世界大会が17日午前、タイで始まった。

今年の大会をめぐっては、スペイン代表のアンジェラ・ポンセさんが大会史上初めてトランスジェンダーの女性として参加した。ポンセさんは、体は男性として生まれたが、心は女性のトランスジェンダー。2012年のカナダ予選では参加者の一人がトランスジェンダーだったことを理由に失格になり、批判が集中したことから、その後、トランスジェンダーも参加できることとなった。

一方、アメリカ代表のサラ・ローズ・サマーズさんが大会を前に、カンボジア代表などに対し、「英語を全く話さないし、誰も彼女の言葉を理解できない」などと、からかうような発言をした動画をSNSに投稿。これに対し、英語を話さない人を見下した発言だなどと批判の声が相次ぎ、サマーズさんがSNS上で謝罪する騒動に発展した。

ミス・ユニバース世界大会は17日午前、バンコク郊外で始まったが、スペイン代表のポンセさんやアメリカ代表のサマーズさん、日本代表の加藤遊海さんらは、最終選考には残らなかった。

優勝者は、日本時間17日午後、発表される見通し。

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