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韓国国防省“自衛隊機にレーダー照射せず”

2018年12月24日 14:02

自衛隊機が韓国軍の艦艇からレーダーの照射を受けた問題をめぐり、韓国国防省は24日、「自衛隊機に向けてレーダーは照射していない」と反論した。

この問題は、20日に日本海で海上自衛隊の哨戒機が、韓国海軍の艦艇から射撃の際に使用するレーダーの照射を受けたもので、日本側は非常に危険な行為だとして強く抗議している。

これに対し、韓国側は、北朝鮮の遭難船を捜索するためだったとしているが、24日に国防省の会見で、「接近してきた自衛隊機に向け、映像撮影用の光学カメラを使用したが、レーダーは照射しなかった。威嚇行為は一切なかった」と述べ、日本側の主張に反論した。その上で、日本の自衛隊機が低空飛行で近づき、韓国海軍の艦艇の上を飛行することこそ異例な行為だと指摘した。

一方、韓国を訪れている外務省の金杉アジア大洋州局長は、午後2時から、日韓局長級協議で、この問題について意見交換を行う見通し。