仏検察 JOC竹田会長を先月に事情聴取
東京オリンピック招致をめぐる贈賄の疑いで、フランスの検察当局がJOC(=日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長から事情聴取を行っていたことが分かった。
フランスの検察当局は、東京オリンピックの招致をめぐり、日本の招致委員会がIOC(=国際オリンピック委員会)の有力委員の息子が関係する会社に2億円あまりを送金したとみて、捜査を行っている。
関係者によるとフランス当局は先月、フランスで竹田会長の事情聴取を行ったという。フランスメディアはフランス当局が先月、贈賄の疑いで竹田会長について刑事訴訟の手続きを始めたと伝えている。
竹田会長の現地の弁護士はフランスメディアの取材に対し「ノーコメント」としている。