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EU離脱協定案“否決”英メディアの見方は

2019年1月17日 0:05

EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱条件などを定めた「離脱協定案」がイギリス議会で採決されたが、大差で否決された。歴史的な大敗となったことで、イギリスメディアは厳しい見方を示している。

たとえば新聞には、絶滅した鳥であるドードーに例えてメイ首相の離脱案は絶滅したと伝えている。中のページでもメイ首相がノックダウンされた風刺画をのせていて、こうした受け止め方が一般的となっている。

否決を受け、イギリス議会ではこのあと内閣不信任案の採決がおこなわれる。可決するとメイ首相の退陣につながる可能性があるが、BBCは今回は造反は出ずになんとか乗り切れそうだと伝えている。

そのあとメイ首相はEU側と協議したうえで、週明け21日までに新しい案を議会に提示するが、EU側からは「ほぼ時間切れだ」など厳しい声が聞こえている。

このまま合意なき離脱になるのでは、という見方が増えつつある。