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ベネズエラ情勢 国連安保理が緊急会合

2019年1月27日 8:06

政情が不安定になっている南米ベネズエラの情勢をめぐり、国連安全保障理事会は26日、緊急会合を開いた。アメリカが野党側指導者の支持を呼びかけたが、ロシアなどは反発した。

ベネズエラでは、独裁体制を続けるマドゥロ大統領への反発が強まり、23日に野党側指導者のグアイド氏が「暫定大統領」に就任すると宣言し、対立が激化している。

国連安保理は26日、緊急会合を開き、アメリカのポンペオ国務長官がマドゥロ政権を「マフィア国家」と非難した上で、グアイド氏への支持を呼びかけた。

ポンペオ国務長官「今こそ各国がどちら側につくかを決断する時だ。自由を尊重するのか、暴力的なマドゥロ氏側につくのか」

またできるだけ早く自由で公正な選挙を行うよう求めた。

一方、マドゥロ大統領を支持するロシアや中国などは、アメリカによる内政干渉だ、などとして反発を強めている。