NASA 2028年に再び人類を月面へ
NASA(=アメリカ航空宇宙局)は14日、2028年に再び人類を月面に送る計画を発表した。
NASAのブランデンスタイン長官は14日、民間企業を集めてフォーラムを開き、2028年に再び人類を月面に送る計画を発表した。
長官は「今回は月面に旗を立て足跡を残すためではなく、滞在する」と述べ、月に滞在できる拠点を建設し、人類が何度も行き来できるようにする計画だとしている。
また、月に氷の状態で存在する水資源を有効活用し飲み水やロケット燃料を生み出すプランも明かした。その上で、この計画には民間企業の力が必要だとして、民間企業との共同技術開発を進める考えを示した。
NASAは今年、8年ぶりとなるアメリカからの有人宇宙飛行再開を計画しており、これも民間企業と共同で開発を進めている。