英・EU離脱 ファッション業界で不安も
イギリスのEU(=ヨーロッパ連合)からの離脱期限が来月末に迫るなか、先の見通せない状況にファッション業界で不安が広がっている。
15日から始まった「ロンドンファッションウイーク」には、イギリスのデザイナーをはじめ、各国のブランドが参加した。運営費用の一部にはEUからの助成金があてられているが、離脱後については決まっていないという。
さらに、EU加盟国との間で大量の商品を取引してきたファッション業界にとっては、輸出入への影響も大きな懸念材料。
EUからの離脱期限は来月29日に迫っているが、イギリスのメイ首相が求める離脱協定案の修正にEU側が応じておらず、こう着状態が続いている。