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「モードの皇帝」ラガーフェルド氏が死去

2019年2月19日 23:30

フランスの「シャネル」や、イタリアの「フェンディ」など高級ブランドを手がけ、「モードの皇帝」と呼ばれたファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド氏が19日に亡くなった。85歳だった。

ラガーフェルド氏は、ドイツ出身のファッションデザイナーで、パリを拠点に活動していた。高級ブランド「フェンディ」のデザインを手がけたほか、1983年には当時低迷していた「シャネル」と契約し、復活に導くなど、長年モード界をけん引。「モードの皇帝」などと称えられてきた。

シャネルによると、19日、ラガーフェルド氏はパリで亡くなったという。85歳だった。

死因などは明らかにされていないが、AFP通信によると、ラガーフェルド氏は先月、「シャネル」のファッションショーを初めて欠席するなど、ここ数週間、体調の悪化が心配されていた。