R・ケリー被告を起訴 少女らへ性的暴行か
アメリカの大物歌手、R・ケリー被告が、少女ら4人に対して性的暴行をした罪で起訴された。
アメリカ・イリノイ州の検察当局は、22日、大物歌手でプロデューサーのR・ケリー被告を、2010年までの12年間で少女ら4人に性的暴行をした罪で大陪審が起訴したと発表した。
起訴状によると、被害者には当時13歳から16歳の3人も含まれていて、被害者の代理人は、ケリー被告がこのうちの1人の少女と違法行為に及ぶビデオテープを発見したとしている。
ケリー被告は、グラミー賞を3度受賞したほか、マイケル・ジャクソンさんなどに楽曲を提供したことでも知られている。1月に性的暴行を告発するドキュメンタリー番組が放送され、音楽界を中心に波紋が広がっていたが、ケリー被告は一貫して疑惑を否定していた。