ファーウェイが米政府を提訴
中国の通信機器大手ファーウェイは日本時間7日午前、アメリカがファーウェイ製品の使用を禁止したのは不当だとしてアメリカ政府を提訴したと発表した。
ファーウェイは日本時間7日午前11時から中国・深センの本社で記者会見し、「アメリカの政府機関でファーウェイ製品の使用が禁止されたのは不当だ」として、アメリカ政府を提訴したと明らかにした。
アメリカは去年、安全保障上の懸念があるとして、政府機関がファーウェイなど中国企業5社の製品の使用を禁じる「国防権限法」を成立させた。
会見したファーウェイの幹部は「いかなる証拠も示さずファーウェイを中傷し名誉を毀損(きそん)した」と指摘。さらに次世代通信規格5Gへの参入をめぐり、「アメリカはファーウェイの参入を妨害していて憲法違反だ」として国防権限法の撤回を求めた。