南米エクアドルで日本人“生物学者”拘束
南米のエクアドルで、日本人の生物学者を名乗る男性が大量のクモや昆虫など野生生物の標本を国外に持ち出そうとしたとして拘束された。
エクアドル政府の発表によると、15日、首都キトの国際空港で日本人の男性が大量の野生生物の標本を持ち出そうとしたところを拘束された。
標本はクモやサソリ、カブトムシやチョウ、ハチなど、その数はあわせて250。中には生きているものもあったという。
生物多様性条約にからみ、エクアドルでは生物資源を国の許可なしに国外に持ち出すことは禁じられている。
男性は生物学者を名乗っていて、北海道へ向かおうとしていたという。