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ボーイング新型旅客機“米司法省が捜査”へ

2019年3月19日 12:28

墜落事故が相次いだボーイングの新型の旅客機をめぐり、アメリカ司法省が開発の経緯について捜査に乗り出したと有力紙が報じた。

「ウォール・ストリート・ジャーナル」によるとエチオピアで墜落した「ボーイング737MAX」について、事故翌日の11日、ワシントンの連邦地裁の大陪審が開発に携わった関係者に関連資料やメールの提出を求めたという。

この件については、自動車部品メーカー「タカタ」の欠陥エアバッグ問題を扱ったアメリカ司法省の部署が担当しているという。

ボーイング737MAXは去年10月にも墜落していて、アメリカ運輸省が連邦航空局の安全認証手続きに問題がなかったかどうか、調査を進めているということで、監督官庁の調査中に司法省が捜査に乗り出すのは異例。