アメリカ・トランプ政権の行方を左右するロシア疑惑の捜査報告書が近く提出されるとの観測もある中、トランプ大統領は２０日、本来、機密扱いの報告書を公表しても良いとの認識を初めて示した。

ロシア疑惑の捜査は２年近く行われてきたが、近く司法長官に対し捜査報告書が提出されるとの観測も出ている。この報告書は機密扱いのため、どの程度、内容を公にするかは司法長官の判断によるが、トランプ大統領は２０日、報告書を公表しても良いとの認識を初めて示した。

トランプ大統領「下院に対し望むなら内容を国民に公表すればいいと話した。報告書を公表して人々に見てもらおう」

報告書が、自身の身の潔白を証明する内容になると自信を深めているものとみられる。その一方で、大統領は公表するかは「司法長官、次第だ」とも指摘している。