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タイ総選挙 軍政支持の政党リード

2019年3月25日 1:26

2014年以降、軍事政権が続くタイで24日、8年ぶりに総選挙が行われた。暫定の得票数では、軍政を支持する政党がリードしていて、プラユット暫定首相が続投する可能性が出てきている。

軍事政権が事実上継続されるかどうかが焦点となったタイの総選挙は24日夕方に投票が締め切られ、開票が行われている。

地元メディアは、当初、軍政に反対し地方の貧困層に根強い人気があるタクシン元首相派の「タイ貢献党」が第1党になると予測していた。

しかし、さきほど行われた選挙管理委員会の暫定発表では、開票率92%の段階で、軍政の継続を支持する政党が得票数で上回っている。

どの政党も過半数の獲得には至らない見通しだが、地元メディアは、軍政の継続を目指す政党が躍進したことで、プラユット暫定首相が続投する可能性が高まったと伝えている。