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イスラエル総選挙 中東情勢の行方は

2019年4月7日 9:16

中東・イスラエルでは今月9日、総選挙が行われる。中東和平の行方を占う重要な選挙だが、ここにも、世界を揺るがすあの人の影響が出ている。

私たちが訪れたのはゴラン高原。イスラエルがシリアから奪い、50年以上、占領を続けている。国際社会はイスラエルの主権を認めていないが、アメリカのトランプ大統領は先月、主権を承認。総選挙で苦戦が伝えられるネタニヤフ首相を支援する狙いとみられる。

ワインの産地としても知られるゴラン高原。ワイナリーを訪ねると、ワインを楽しむ人たちの姿が。そのワインボトルには「イスラエル産」と記されていた。

ワイナリーのオーナー・リバックさん「ゴラン高原はイスラエルの一部だから当然だ」

ワイナリーのオーナーはトランプ大統領の決定を歓迎し、選挙では大統領と良好な関係を築いたネタニヤフ首相の与党・リクードに投票すると話す。

リバックさん「ネタニヤフ首相に投票したことはないが、今回は彼に投票する」

トランプ大統領の援護射撃が選挙結果を左右するのか、注目される。