イスラエル総選挙 ネタニヤフ首相が続投か
中東情勢を左右するイスラエルの総選挙は、対パレスチナなどで強硬派として知られるネタニヤフ首相率いる与党が第一党となる勢いで、ネタニヤフ首相が続投する可能性が高まっている。
9日に行われたイスラエルの総選挙では、首相が率いる右派「リクード」と中道連合「青と白」が第一党を争っている。当初、複数の地元メディアは、出口調査をもとにリクードの劣勢を伝えたが、開票が進むにつれて、リクードが優勢となっている。
ネタニヤフ首相は支持者を前に勝利宣言し、引き続き首相を務める考えを示した。その上で、すでに他党との協議を開始したことも明らかにした。
選挙結果は日本時間10日午後に判明する見通しだが、リクードを中心とする連立与党で過半数に達するとみられていて、ネタニヤフ首相が続投する可能性が高まっている。