“ロシア疑惑”報告書「1週間以内」に公開
ロシア疑惑の捜査報告書について、アメリカのバー司法長官は9日、一部を編集した上で「1週間以内」に公開する予定だと明らかにした。
捜査報告書をめぐっては、バー司法長官が先月、トランプ陣営とロシアの共謀はなかったなどとする概要を公表しているが、野党・民主党は報告書の全面公開を求めている。
バー長官は9日、議会の公聴会で、捜査手法などの情報に編集を加えたものを「1週間以内」に公開することを明らかにした。また、議会に対しても「未編集の報告書を共有するつもりはない」と強調した。
これに対し、民主党は情報が意図的に隠されないか警戒を強めていて、バー司法長官について「大統領に都合のいい部分だけを抜き出しているようだ」と批判している。