米「ウーバー」米証券取引委員会に上場申請
アメリカの配車サービス最大手「ウーバーテクノロジーズ」は11日、アメリカ証券取引委員会に新規の上場を申請した。また、今回の申請でソフトバンクグループが現在の筆頭株主だとわかった。
「ウーバーテクノロジーズ」の上場先は、ニューヨーク証券取引所で、時期は5月になる見通し。今後、投資家説明会などを経て売り出し価格が決まるが、アメリカメディアは上場時の時価総額は最大で1000億ドル、日本円にして約11兆円と今年最大の上場案件だと報じている。また、証券取引委員会への申請書類で筆頭株主が16.3%を出資するソフトバンクグループであることがわかった。
「ウーバー」は、世界中で700を超える都市に進出する配車サービス最大手で、料理の宅配も行っているほか空飛ぶタクシーの実用化も目指しており、上場資金を成長分野に振り向ける方針。